地方創生の活動

日立市のシビックプライド──まちへの誇りが未来をつくる

地創研が本拠地を置く「日立市」は、ただの工業都市ではありません。ここには、自然と産業が交錯し、人々の努力と知恵が重ねられてきた物語があります。そしてその物語こそが、いま“シビックプライド(市民の誇り)”として、静かに、しかし確かに息づいてい...
SDGs

大煙突とオオシマザクラ──日立と伊豆大島をつなぐ静かな物語

茨城県日立市の春を彩る桜並木。その原点には、公害という困難と真正面から向き合った先人たちの知恵と、遠く伊豆大島との静かなつながりがあります。明治末から大正初期にかけて、急速に発展した日立鉱山は、銅の精錬に伴って発生する亜硫酸ガスによって深刻...
茨城県企業連携型NPO支援事業

令和7年度茨城県企業連携型NPO活動支援事業の募集スタート

令和7年度「茨城県企業連携型NPO活動支援事業」の募集が始まりました。この事業は、企業のCSR(企業の社会的責任)活動を後押しすると同時に、地域課題の解決に意欲的に取り組むNPOと企業との連携を促進する、いわば“地域の未来を共につくる”仕組...
防災・減災

6月1日から「災害対応車両登録制度」スタート

日本は世界でも有数の災害多発国です。地震、台風、豪雨といった災害が毎年のように発生し、避難所生活を余儀なくされる方々が少なくありません。そうしたなか、災害直後から被災地に温かい食事や清潔なトイレ、簡易住居を提供する「災害対応車両」の重要性が...
防災・減災

能登半島地震における仮設住宅の実態と未来志向の選択──「壊す仮設」から「生かす仮設」へ

2024年1月1日に発災した能登半島地震において、石川県は避難生活を余儀なくされた住民のため、合計6,882戸の応急仮設住宅を整備しました。総事業費はおよそ1,187億円に上り、1戸あたりの平均建設費は約1,725万円。これは、2016年の...
ドローン散歩

日本一のオオシマザクラの人工群落を空から眺める(2025年版)】

2025年4月16日、日立の大煙突周辺のオオシマザクラが満開となり、ドローンでの空撮を行いました。日立鉱山の煙害で荒廃した山々の緑を取り戻すため、大煙突が完成した大正4年(1915年)以降、日立の山々には大規模な植林が行われました。煙害に強...
地方創生の活動

鳥取県、島根県を現地調査/仮設住宅の新たなトレンドを考察

度重なる自然災害が全国各地を襲うなかで、被災者の生活再建を支える仮設住宅のあり方がますます重要になっています。これまでの仮設住宅は「いかに早く建てるか」が優先されてきましたが、長期化する避難生活を経験する被災者の声を受けて、単なるスピードだ...
防災・減災

公明党政調会主催の防災・減災に関わる企業懇談会に出席

公明党政調会主催の防災・減災に関わる企業懇談会に出席しました。公明党政調会長・岡本三成衆議院議員 、公明党復興・防災部会長 中川宏昌衆議院議員、公明党新たな防災・減災・復興政策検討委員会事務局長塩田博昭参議院議員が出席され、復興副大臣・輿水...
地方創生の活動

“絵本『大煙突とさくらのまち』パネル展”が大盛況のうち開催されました

4月1日から6日まで、日立市角記念市民ギャラリーにて開催された「絵本『大煙突とさくらのまち』パネル展」が、大盛況のうちに閉幕いたしました。今回のパネル展は、日立の象徴とも言える「大煙突」が通煙を開始してから110周年という節目の年に、その歴...
ドローン散歩

平沢中学校のお別れ会/ドローン撮影を通して歴史を後生に伝えるお手伝い

3月23日、春の光が差し込む穏やかな日、日立市立平沢中学校で「お別れ会」が開かれました。一般社団法人地方創生戦略研究所(地創研)は、ドローン撮影を通して、平沢中学校の歴史を後生に伝えるお手伝いをさせていただきました。昭和23年、1948年に...
地方創生の活動

十王ダムと日本最古の地層にふれる旅 -地質遺産を未来へつなぐ新たな看板設置-

日立市北部に位置する十王ダムと十王パノラマ公園は、雄大な自然と共に、5億年前の日本最古の地層が広がる、まさに“地球の記憶”が息づく場所です。ジオネット日立では、こうした貴重な地質遺産を広く知っていただくために、日本最古とされるカンブリア紀の...
ドローン散歩

第3回「ひたち大煙突フェスティバル」が賑やかに開催

2025年2月23日(日)、第3回「ひたち大煙突フェスティバル」が賑やかに開催されました。日立市のシンボルの大煙突とサクラの歴史を語り継ごうと、大煙突とさくら100年プロジェクトは、共楽館(日立武道館:日立白銀町)と新町通りで「ひたち大煙突...
防災・減災

茨城県が日本ムービングハウス協会と防災協定締結

2月20日、茨城県は、災害時における避難所環境の向上や応急仮設住宅の迅速な提供を図るために、一般社団法人日本ムービングハウス協会をはじめ、7つの民間事業者と災害時応援協定を締結しました。昨年1月1日に発生した能登半島地震では住宅の被害棟数が...
未分類

つくば市とデベロップ社が防災協定を締結

2月19日、つくば市と、全国でレスキューホテルを展開する株式会社デベロップ(本社・千葉県市川市、岡村健史社長)が防災協定を締結しました。これにより、新たに開業する「HOTEL R9 The Yard つくば」が、災害時の被災者支援や応援職員...
情報システム

能登半島地震の教訓から学ぶ、仮設住宅、トイレカー、戸別受信機

1月26日、公明党石川県本部が開催した復興創生大会で、能登半島地震から1年を経て青木賢人金沢大学准教授が講演を行いました。その講演から、参考になる箇所を掲載します。今回の震災では、トイレカーが非常に大きく役に立った。自治体に1台2台あっても...
防災・減災

能登半島地震から1年、移動式住宅531戸が仮設住宅に

ムービングハウスやトレーラーハウスなど移動式住宅は、最短は発災後1ヶ月で入居、居住性や経済性で高い評価仮設住宅6882戸を整備のうち、移動式住宅建設は1割に満たず石川県が能登半島地震の被災者向けに整備してきた仮設住宅が12月23日までに、全...
ドローン散歩

錦秋のダム眺望/日立市・高萩市【いばらきドローン散歩Vol.047】

2024年秋・錦州の秋を惜しんで、茨城県北の3つのダムをドローン撮影しました。十王ダム:茨城県が管理する堤高48.6mの重力式コンクリートダムで、1993年に完成しました。ダムから5キロも東に向かうと海に達し、堤体に立てば広大な太平洋を望む...
地方創生の活動

ひたちなか海浜鉄道、延伸第一期工事に施工認可下りる

茨城県ひたちなか市の第3セクター「ひたちなか海浜鉄道」の延伸計画が、大きく前進しました。海浜鉄道は、年間200万人が訪れる国営ひたち海浜公園方面への3.1キロの区間で延伸工事を2段階に分けて行う計画です。このうち、終点の阿字ヶ浦駅から公園の...
地方創生の活動

地創研が支援した講演会「天心が愛した五浦の自然」開催

11月9日に開催された茨城大学名誉教授の安藤寿男先生の講演会の模様を、youtubeにアップしました。安藤先生が、北茨城の五浦の魅力を古代の歴史に遡って熱く語っています。50分近くありますが、ぜひご視聴ください。日時:2024年11月9日会...
地方創生の活動

紫金山・アトラス彗星と人工衛星/奥日立きららの里より撮影

奥日立きららの里、夜空を眺めるにはとても良い場所です。街灯りが気にならないので、真っ黒な空をしばらく見ていると、目が慣れてきて、満天の星が輝き始めます。スローシャッターで写真を撮ると飛行機や人工衛星の軌跡が浮かび上がります。写真は“紫金山・...