大煙突とさくら100年プロジェクトは、7月23日に開催された「エコフェスひたち2022」に初めて出展しました。「エコフェスひたち2022」は、実験・体験を通して学べる県内最大級の環境イベントです。企業・団体・学校など48団体による環境活動の報告や環境に関する製品の紹介など、楽しく学べるブースがたくさん並ぶイベントとなっています。今年はコロナ禍の中、3年ぶりの開催となりました。
100年前、日立市には日立鉱山の煙害を、住民と鉱山の協働で解決したという歴史があります。さらに、銅の製錬所の周辺の山や街中にオオシマザクラやソメイヨシノを植えて、煙害で荒れた環境を取り戻しました。こういった史実を、SDGsの視点から、分かりやすく振り返る企画展示です。
紙芝居「大煙突とのさくらのまち」の原画パネルや「“大煙突とさくらのまち”に息づくSDGsの精神」とのテーマでのパネルを展示しました。また、紙芝居の実際の上演会を3回開催し、いずれも子どもたちやお父さんお母さん方にとても好評でした。
一方、新都市広場で開催されたステージイベントでは、“ETCひたち”の皆さんによる紙芝居パフォーマンス「大煙突とのさくらのまち」が上演されました。真夏の太陽の下、多くの観覧者から盛んな拍手を浴びていました。