日立市/東京ガスLNG基地<2号タンク>【いばらきドローン散歩Vol.015】


日立市の茨城港日立港区(日立港)では、東京ガスの2号LNGタンクの建設が進んでいます。
2021年2月19日、快晴、微風の絶好の飛行日和の中、海上からドローンで撮影しました。

東京ガスは、2018年4月、今後の更なる天然ガス需要の増加に対応するため、「日立LNG基地」に、2機目のLNGタンクの建設工事を始めました。
2020年度中の2号タンクの運転開始を目指しています。
東京ガスは、2012年7月より日立エネルギー基地の建設に着手。2016年3月に1号LNGタンクと付属施設が竣工し、営業運転を行っています。

LNGタンクの容量は23万キロリットル、タンクの外径は約90メートル、高さは約60メートルです。タンクの屋根には、日立市の象徴である桜の花がデザインされています。
LNG基地には、LPGタンクや製造施設、タンクローリーの出荷施設、LNGガスを受け入れる大型桟橋などが整備されています。敷地面積は約10へクタールです。


東京ガスは、高圧ガスパイプライン「茨城幹線」(延長約92km、茨城県日立市~茨城県神栖市)についても、2020年度の供用開始を目指して建設工事を進めており、今後、既存の「鹿島臨海ライン」(茨城県神栖市)と、2016年に完成した「茨城~栃木幹線」(茨城県日立市~栃木県真岡市)とを接続し、高圧ガスパイプラインのループ化を更に充実させることによって、首都圏全体における供給安定性の向上と輸送能力の増強を図ります。

日立LNG基地およびLNGタンクの概要
所在地:茨城県日立市 茨城港日立港区内
*1号LNGタンク(23万kl、貯槽外径:約90m、高さ:約60m、地上式:稼働中)
*2号LNGタンク(23万kl、貯槽外径:約90m、高さ:約60m、地上式:現在建設中)
*LPGタンク(5万kl、地上式1基:燃焼カロリーの調整と無臭のLNGに臭いを付ける)
*製造施設(LNG気化設備、3基)
*タンクローリー出荷施設
*大型桟橋(外航LNG船用受入設備) ほか
敷地面積:約10.4万m2

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