茨城県高萩市横川の小山ダムは2005年に竣工した、茨城県内では最も新しい県営多目的ダムです。
重力式コンクリートダムで、堤高が65m、堤頂の長さが462mと県下最大の雄姿を誇ります。小山ダムの特徴は、その最上部に並んだ非常用洪水吐き。ダム湖にこれ以上貯めることが出来ないほどの雨が降った場合、その水を流すためにつくられた溝です。真東を向いたゲートの開口部から朝日が入り、とても精悍な姿を見せてくれます。
通常時は、ダム堤体にある小さな2つの穴(常用洪水吐)から水を排出し、ダム湖の水位を調整しています。
どっしりした躯体に2本の白線がオシャレなダムです。
ダムの管理事務所に隣接する物産所はダムカレーで有名!
ダムの雄大の風景も望め、オートバイライダーの間では隠れた名所とのことです。今日も早朝から多くのライダーで賑わっていました。(物産所は休日しか営業していないようです)
なお、撮影にあたっては、東京航空局の全国包括許可を取得し、ダムを管理する茨城県土木部高萩工事事務所の許可を得ています。