「未来へつなぐ 郷土の芸能」 in 共楽館を開催
2023年4月9日、日立鉱山の福利厚生施設として建設された、茨城県日立市白銀町の共楽館(日立武道館)で、地域の伝統芸能を継承する子どもたちによる演芸会「未来へつなぐ 郷土の芸能」が開かれました。
迫力ある太鼓演奏や子ども歌舞伎が披露され、詰めかけた約300人の観客から大きな歓声と拍手が湧いた。
公演は、設立30年を迎えた認定NPO法人「共楽館を考える集い」(佐藤裕子代表)が主催。2017年に創建100周年記念で初めて公演して以来、6年ぶりの開催となりました。
常陸大宮市西塩子の回り舞台保存会の子ども歌舞伎は、常磐津「三番叟」、「白浪五人男稲瀬川勢揃いの場」を披露しました。出演した小学生が長ぜりふを述べて見栄を切ると、観客からおひねりと歓声が飛びました。
日立市の常陸之国御諏訪太鼓保存会の皆さんが和太鼓の演奏を披露。大小の太鼓や直径1メートル60センチの大締太鼓を、呼吸をあわせながら力強く打ち鳴らしました。