日立の大煙突とオオシマザクラ2024 茨城県日立市【いばらきドローン散歩Vol.040】


日立市発展の原点となったのは、日立鉱山の創業でした。しかし、鉱山が発展していく過程で、周辺の山林や田畑は煙害による大きな被害を受けました。日立鉱山と地元住民は話し合いを続け、当時世界一の大煙突を建てて、煙害を見事に克服しました

その上で、荒廃した自然環境の回復を図るためオオシマザクラの苗木を育成し、260万本のオオシマザクラを植栽しました。そして、ソメイヨシノを接ぎ木し、街中に植えました。
春になると大煙突の周りには、オオシマザクラの大群落が可憐な花を咲かせます。